蜂の子とは?

蜂の子とは?

蜂の子とはその名の通り、ミツバチやスズメバチなどの蜂の幼虫です。
ローヤルゼリーやはちみつなどに用いられるのは女王バチや働きバチなどのメスのハチで、蜂の子となるのは主にオスの幼虫です。
中国ではおよそ2000年前から漢方として用いられていた記録があり、日本では長野県や静岡県、山梨県、岡山県などの山間部で生産されています。
蜂の子が古くから滋養強壮に良いと食用として用いられてきた理由は、その豊富なたんぱく質にあります。

たんぱく質のもととなるアミノ酸は全部で20種類あるのですが、蜂の子には18種類ものアミノ酸が含まれているのです。
また、蜂の子は人間の体内では合成できない、ロイシン、リジン、バリン、イソロイシン、フェニルアラニン、トレオニン、ヒスチジン、メチオニン、トリプトファンといった必須アミノ酸がすべて含まれています。
加えて、ビタミン類、鉄、カルシウム、カロテノイド、亜鉛などもバランスよく含まれていることから、栄養価はローヤルゼリー以上ともいわれています。

日本で蜂の子を食べる場合は、サプリメントや粉末、佃煮などで摂るのが一般的です。
健康や美容のために継続して蜂の子を摂るならば、蜂の子の良質なタンパク質を酵素の力で分解して成分を凝縮させたカプセルや錠剤タイプのサプリメントがおすすめですよ。

蜂の子に期待される効能

蜂の子は良質なタンパク質が豊富に含まれているだけでなく、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれていますので普段の食事ではなかなか摂りきれない栄養素を補給する手段としては非常に効果的です。
とくに、蜂の子に豊富に含まれるタンパク質は筋肉、臓器、骨、髪、遺伝子など、体の中で多くの役割を担っていますので、毎日補うことで様々な健康、美容効果が期待できます。
では、蜂の子を毎日摂るとどんな良いことがあるのでしょうか?

痩せやすく太りにくくなる

タンパク質は筋肉の材料ですので、筋肉量を増やすためにも維持するためにはタンパク質は欠かせません。
筋肉がたくさんあると脂肪燃焼効果も高くなりますので、痩せやすく太りにくい体をつくることができることから、蜂の子を取ってタンパク質を補うことは脂肪燃焼効果を高めることにも繋がります。

むくみ予防

体内からタンパク質が不足すると、血中のタンパク質も減ります。
血中からタンパク質が減ると、血中の水分量は増えていきます。
血中の水分量が増え過ぎると水分は血管外に出ていき、細胞や組織の間に溜まっていき、むくみを生じさせます。
食事から摂ったタンパク質は肝臓内で「アルブミン」という血液の老廃物や余分な水分を排出するタンパク質に変わりますので、タンパク質を蜂の子で摂ることはむくみ予防にも繋がるのです。

美肌・美髪作用

肌のハリ、ツヤ、弾力性を維持しているのはコラーゲンです。
コラーゲンはタンパク質から構成されていますので、体内でタンパク質が不足するとコラーゲンも減少していき、肌のハリ、ツヤ、弾力性が低下し、シワやたるみを引き起こします。
また、髪の毛もケラチンというタンパク質で構成されていますので、タンパク質が不足すると丈夫な髪の毛を作ることができず、薄毛や抜け毛を招く恐れがあります。
蜂の子からタンパク質を摂ることで、健やかで美しい肌と髪の毛を維持します。
さらに蜂の子には、皮膚の修復や再生に必要なビタミンAやビタミンCも含まれていますのでタンパク質を単体で摂るよりも高い美肌、美髪効果が期待できます。

やる気、集中力のUP

やる気を高めるドーパミンや心をリラックスさせるセロトニンなどの神経伝達物質はアミノ酸からつくられますので、タンパク質が不足するとやる気が低下したり、集中力が長く続かなかったりといった弊害を引き起こします。
蜂の子で豊富なタンパク質を摂ることで、やる気と集中力を高めます。

心の安定

神経伝達物質のセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていることから、不足するとうつ病や統合失調症を引き起こす原因にもなります。
セロトニンはタンパク質が分解されて生まれた「トリプトファン」というアミノ酸から作られるのですが、この時に炭水化物も一緒に摂るとよりセロトニンの分泌が増えるといわれています。
蜂の子には、豊富なタンパク質だけでなく、炭水化物も含まれていますので、より多くのセロトニンを作ることができます。
また、蜂の子には脳の興奮を抑えるカルシウムと脳疲労の回復を促すチロシンが含まれていますのでストレスを和らげることで自律神経を整えるように導きます。

風邪・インフルエンザ予防

タンパク質は免疫力を高める働きがありますので、外部から侵入してくる細菌やウイルスと戦う免疫細胞を作ります。
さらに、蜂の子には免疫力を高めるビタミンCや、疲労回復に良いビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、といったビタミンが豊富に含まれていますので、風邪やインフルエンザなどの予防にも効果的です。

耳鳴り改善・聴力の回復

近年、蜂の子で注目されている効能が耳鳴りの改善、聴力の回復です。
蜂の子が、耳鳴りや聴力の回復に効果的だといわれている理由は、耳鳴りや聴力の低下の要因となり得るストレスホルモンの「コルチゾール」の値を低下させるからです。
コルチゾールは心身にストレスを受けたときに分泌されるホルモンなのですが、このコルチゾールの受容体が聴力を司る部位に多く存在しているのです。
耳鳴りに悩まされている人の多くがコルチゾール値が高いことから、高濃度のコルチゾールが耳鳴りや難聴を引き起こしているのではと考えられているのです。
蜂の子は血中のコルチゾール値を低下させる効果があることから、ストレスによる耳鳴りや難聴の回復に期待されているのです。
実際に、耳鳴りを伴う難病患者を対象に蜂の子を長期間摂取させた実験において、聴こえにくさが改善されたという結果も出ています。

蜂の子はローヤルゼリーやはちみつと比べると手を出しづらいイメージがありますが、ローヤルゼリーやはちみつの元となっているのが蜂の子ですので、蜂が生み出す健康食品の中でも栄養価はトップです。
中国では2000年以上前から滋養強壮、不老長寿の薬として食されてきた歴史もあります。
これからもずっと元気でいたい、綺麗でいたいと願う方は、蜂の子を試してみてはいかがでしょうか?